プロカメラマンが教える! すぐに使える簡単フォトテクニック

もっとうまく! かっこよく !! 簡単フォトテクニック【初級編】初級テク

車やバイクなどを撮影するときに大切なフォトテクニックを、第一線で活躍するプロカメラマンから伝授してもらいました!
プロの技を取り入れて、お気に入りの1枚を撮ってください。まずは、撮影の基本ともいえる「初級編」からスタートです。

変化に富んだアングルでこだわりの1枚

車やバイクを撮影する上でベースとなるアングルが、斜め前からのカット。車やバイクどちらにしても全体のボディーライン、全体像がわかるからです。このカットの場合は、車はフロントグリルに、バイクはカウルやヘッドライトにピントを合わせて撮影します。
バイクの場合は、やや横に振ったアングルや、サイドからのカットも比較的多いのが特徴です。

ただ、いつもこのアングルだけでは、写真の幅は広がりませんし、おもしろみにも欠けてしまいます。真正面・サイド・斜め後ろ・バックなど、アングルに変化をつけて撮ってみましょう。
いろいろな視点を持つことで、自分の好きなアングルや、被写体の特徴を捉えたベストショットが撮影できるはずです。

平面的である必要もありません。ハイアングルや、車やバイクをなめるようなローアングルなども有効です。どのアングルから撮るときも、被写体の一番手前にあるものにピントを合わせることがベースとなることを、忘れないでください。

全体像を伝えるということにはならないかもしれませんが、ヘッドライトやミラー、スピードメーターなど、各種パーツ類に寄った写真も、イメージの広がりを伝えることができる重要なアイテムとなります。

撮ってみました!
サンプル画像 フロント

フロントグリルにピントを合わせた、斜め前からの基本的な1カット

サンプル画像 リア

バックからの1カット。アングルを探ることで撮影の幅も広がります

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  一番手前にあるものにピントを合わせよう  アングルは上下左右、360度から探ってみよう  各種パーツ類をクローズアップ!

車・バイクの魅力が引き立つシンプルな景観

車やバイクを撮影するときに、どうしても邪魔になってしまうのが、民家や壁、電柱、看板などの構造物。この構造物をできる限り整理して、シンプルに撮ることが、被写体の映える写真を撮る秘訣ともいえます。
一般的には、背景が開けた(抜けた)シチュエーションがベストですが、街中ではそれもなかなか難しいと思います。

そこで、車やバイクなどの被写体だけに注意を注ぐのではなく、背景やロケーションなどにも意識して撮影します。
カメラと被写体になる車やバイクの間に、樹木や標識などはないか? 被写体の背景に、被写体より目立ってしまう看板や住宅などはないか? これをクリアにした状態で、望遠レンズ(ズーム)で撮影してみましょう。

望遠レンズは、被写体の形を正確に再現することに加え、背景をぼかすことができるのです。そうすることで、雑多な背景印象を弱め、車やバイクを引き立たせる写真になります。

撮ってみました!
サンプル画像 雑然

車のバックに標識、右側に車が写り込み、背景にまとまり感がない

サンプル画像 整然

みずみずしい緑のバックに、1本の道が続くシンプルな背景が車を引き立てます

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  背景はシンプルに、開けた場所がベスト!  望遠レンズで被写体を狙おう

自然光を生かしシチュエーションの雰囲気を大切に

ほとんどのカメラについている、フラッシュの発光選択モード。皆さんの設定はどれになっていますか?
オートにしている方が多いのではないかと思いますが、これだと、カメラが自動的に明るさを判断して、自分でも気づかないうちにフラッシュが発光し、味気ない写真や雰囲気を壊してしまう写真になってしまうことがあるので、ぜひ、OFFにして撮影してみましょう。

フラッシュをOFFにするということは、自然の光、そのシチュエーションでの光を生かしながら撮影するということです。
これにより、被写体+まわりの雰囲気感をも取り込んだ味のある写真を撮ることができるのです。フラッシュによる車体からの違和感ある反射なども防げますし・・・ 明るさにもよりますが、とくに、ガレージ内での撮影や、明るさが残った夕暮れをバックに撮影すると、その効果が顕著に現れると思います。

カメラには、このほかにもホワイトバランス(晴天・曇天・蛍光灯・電球など)や色効果(シャープ・ソフトなど)、露出補正などといった各種機能があります。ほとんどの場合、このような機能を使えば、フラッシュを使わなくてもそのシーンにあった選択が可能なので、ご自身のカメラの機能をもう一度確認してみることも大切ですね。

撮ってみました!
サンプル画像 フラッシュあり

フラッシュを発光させてしまうと、違和感のある光が入ってしまう

サンプル画像 フラッシュなし

フラッシュをOFFにして撮影。車のフェースラインも際立ちます

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  フラッシュをOFFにして撮影しよう  自然光を生かして撮ってみよう  カメラの各種機能を再確認しよう

カメラマンプロフィール

フォトグラファー 赤松 孝
ロードレースやモータースポーツをメインに、10年以上に渡り、フリーのカメラマンとして活動。自身も大のバイクフリーク。月刊ライディングスポーツ誌・全日本ロードレース選手会/JMRA(JAPAN MOTORCYCLE RIDER'S ASSOCIATION)のWebサイトなどに写真を提供。
URL:http://www.racing-rider.com/one_shoot.aspx


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