プロカメラマンが教える! すぐに使える簡単フォトテクニック

もっとうまく! きれいに !! 簡単フォトテクニック上級テク

ワンちゃんやネコちゃんなどのペットを撮影するときに大切なフォトテクニックを、第一線で活躍するプロカメラマンから伝授してもらいました!
プロの技を取り入れて、お気に入りの1枚を撮ってください。「初級編」「中級編」はいかがでしたか? 最後となる「上級編」では、3つのテクニックを紹介します。

光のオマージュが舞い降りる

写真を撮るときに、「光」は大変重要な要素のひとつです。光を自由にコントロールできたら・・・ ということで、プロの世界では「レフ板」というものを使います。「レフ板」とは光を反射(バウンド)させる、白や銀色の布や板状のものです。

「そんな機材ないっ!」という方も大丈夫。簡易的なものなら家庭で簡単に作れます !! 作り方は、ダンボールなどの少し固いものに、白い紙を貼れば、ハイ、できあがり! このレフ板を、ワンちゃんやネコちゃんの、暗くなっている部分にあてるようにして写真を撮ります。

とくに、逆光(被写体[ペット]の後ろに光がある場合)や半逆光(被写体の斜め上などに光がある場合)では、どうしても、顔などが暗くなってしまうので、レフ板を使ってその表情がわかるようにしてあげます。そうすると、ナチュラルだけど、いきいきとした表情を写し撮ることができるのです。

少し高度になるかもしれませんが、ワンちゃんやネコちゃんの瞳に、キャッチライトを入れてあげるのもいいかもしれません。レフ板を使用して、瞳に光を演出するのです。たとえば、レフ板に貼る白い紙を星型やハート型にすれば、ワンちゃんやネコちゃんの瞳の中も星やハートの輝きになります!

撮ってみました!
サンプル画像 レフ板なし

逆光でレフ板を使用しないと、ワンちゃんの顔が暗くなってしまう

サンプル画像 レフ板あり

逆光でもレフ板を使用すると、ワンちゃんの顔がはっきりと!

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  レフ板で光をコントロールしてみよう  キャッチライトを入れて魅力的な写真に!

壮大&スピード感ある1枚を!

公園や草原などで、ペットが走っている写真、無邪気に遊んでいる写真、撮りたいですよね! 屋外での撮影の魅力は、ロケーションによる空間の広がりを演出できることや、動きを演出できることが挙げられます。

背景に邪魔をするものがない(抜けた背景)、たとえば、草原や空、海などならば、壮大さを感じる写真になるでしょう。
動いているワンちゃんなどを撮影する場合は、走るラインを予想し、事前にその場所にピントを合わせておくことが大切です。エサやおもちゃを置いたり、樹木などを目印に。少し離れた位置から望遠(ズーム)でそこにピントを合わせ、そのポイントにワンちゃんが走ってきたときや通過するときを狙います。

ペットが走るラインを望遠で狙いながら、その動きに合わせて、水平にカメラを動かしシャッターを切っていくという方法もあります。
カメラの機能で、AIモード(シャッターを半押しした状態で自動的に動いている被写体を追いかけてピントを合わせてくれる)や連射モードなどがあるならば、それを利用してみるのもいいと思います。

撮ってみました!
サンプル画像 ぶれ

手ぶれや被写体ぶれになってしまうと、このような写真になってしまいます

サンプル画像 ジャスト

望遠で狙った1枚。疾走する瞬間を見事に捉えています

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  背景をシンプルに「抜け感」を大切に!  動きのある写真は望遠レンズで狙う!  カメラの連射モードを有効に使おう

ディテールにこだわり微妙な明るさを調整

カメラには「露出」というものがあります。「露出」とは、シャッタースピードと絞り(明るさ)のバランスなんですが、カメラをオートに設定していると、カメラが自動的に、一番いいと思われる露出(バランス)で撮影してくれているのです。

カメラによっては、シャッタースピードと絞りを個別に変更できるものもありますが、多くのカメラには、露出補正という機能がありますので、これを使って撮ってみましょう。
通常のカット・アンダー(暗め)のカット・オーバー(明るめ)のカットと、同じものを3回撮ることになります。
微妙な調整や光の入り方、ロケーションなどにもよりますが、黒っぽいペットならオーバー気味(適正露出より若干明るめ)に、白っぽいペットならアンダー気味(適正露出より若干暗め)に撮ると、実際のペットの色に近い仕上がりとなりますが、あまりにもオーバー・アンダー過ぎると、白く飛んでしまったり、黒くつぶれてしまうので気をつけてください。

カメラには、このほかにもホワイトバランス(晴天・曇天・蛍光灯・電球など)や、色効果(シャープ・ソフトなど)の各種補正機能がありますので、もう一度、カメラの機能を確認して、そのシチュエーションにあった設定で、かわいいパートナーとのフォトライフを楽しんでくださいね!

撮ってみました!
サンプル画像 アンダー

露出アンダーで撮影すると、やや暗めの仕上がりになります

サンプル画像 オーバー

露出オーバーで撮影すると、明るく、表情がしっかりとわかる1枚に!

プロカメラマンが こっそり教える! ここがポイント  露出補正で微妙なニュアンスを切り撮ろう  シチュエーションにあった設定を確認!

カメラマンプロフィール

フォトグラファー 小国 裕
動物の写真などをメインに、約7年に渡り、フリーのカメラマンとして活動。4月に開催された「モトマチ・ドッグフェスタ2007」や5月の「ドッグランフェスタ」など、365カレンダー主催の撮影会にも参加。
撮影依頼などはsupport@photocreate.co.jpまでお問い合わせください。

スペシャルサンクス

株式会社フォトクリエイト
URL:http://www.photocreate.co.jp/


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